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AliExpressで買い物をする際、多くのユーザーが選ぶのが「標準配送」です。
送料無料で利用できるケースが多い一方で、
「何日で届くの?」
「追跡情報が動かない」
「本当に届くの?」
のような不安の声も少なくありません。
本記事では2026年最新情報をもとに、標準配送の仕組みから追跡方法、遅延対策、トラブル時の返金申請まで徹底解説します。
初めての方から経験者まで役立つ完全ガイドですので、ぜひ最後まで読んでください。

AliExpress標準配送は、アリババグループの物流部門「Cainiao(ツァイニャオ)」が配送網を管理する、バランスの取れた公式配送サービスです。
コストを抑えながら追跡機能が使えるため、世界中のバイヤーに最もよく選ばれている配送オプションの一つとなっています。
AliExpress標準配送(AliExpress Standard Shipping)は、AliExpressプラットフォームが提供するデフォルトの国際配送オプションです。
Alibaba Groupが運営するCainiao物流ネットワークを通じて、中国国内の発送から目的国の最終配達まで一気通貫で管理されています。
仕組みとしては、下記のフローで運営されています。
①セラーが商品を梱包してCainiao倉庫または提携業者に引き渡す
②中国国内の集荷・仕分けセンターで処理
③航空便または船便で目的国へ輸送
④目的国の税関通関
⑤現地配送パートナー(日本ではYamatoや日本郵便など)が最終配達
主な特徴は以下のとおりです。
標準配送は「経済的に荷物を送りたいが、追跡機能は欲しい」というニーズにマッチした選択肢といえます。
そして、2025年に仕様の改善が進み、「AliExpress Selection Standard(自動割り当ての標準ライン)」を標準配送として設定しているショップも増えています。
この場合、下図のように配送手段が1つだけしか表示されないことが殆どで、購入者に選択の余地はありません。

AliExpress標準配送の送料は、多くの場合「無料(Free Shipping)」として設定されています。
これはセラー側が送料を商品価格に組み込んでいるためであり、購入者は追加コストなしに標準配送を利用できるケースがほとんどです。
ただし、一部の商品や重量が重いアイテムでは有料になる場合があります。
料金の目安としては以下のとおりです。
| 重量 | 標準配送の目安料金 |
|---|---|
| 100g以下 | 無料〜約150円 |
| 100〜500g | 無料〜約400円 |
| 500g〜1kg | 約200〜800円 |
| 1kg以上 | 約500円〜(商品・セラーによる) |
無料配送の主な条件は次のとおりです。
「Choice(チョイス)」は、一言で言うと「AliExpressが公式に厳選した商品の発送やカスタマーサービスを管理する高品質・低価格な新しいサービス」です。
Choiceの商品はAliExpressの提携倉庫から発送されるため、日本まで約10日前後で届くことがほとんどで追跡もしっかりしています。
一方、プレミアム配送(Premium Shipping)やDHL・FedExなどのエクスプレスを選択すると、$15〜$40以上かかることもあります。
また、複数の商品をまとめて注文することでセラーの送料設定が変わる場合もあるため、カートにまとめてから確認することをおすすめします。

AliExpressには標準配送以外にも複数の配送オプションがあり、用途や急ぎ度に応じて使い分けることが、賢い買い物の鍵です。
特に近年存在感を増しているのが「AliExpress Choice」です。
AliExpress Choiceは、2023年にAliExpressが本格展開した独自のキュレーションプログラムで、品質・価格・配送信頼性を審査し、基準を満たした商品に「Choiceバッジ」を付与しています。(※下図赤枠箇所参照)

このChoiceの仕組みを踏まえた上で、主要な配送方法を横断的に比較すると以下のようになります。
| 配送方法 | 配送目安 | 料金目安 | 追跡制度 | 配送保証 | 向いてるケース |
|---|---|---|---|---|---|
| 標準配送 | 15〜30日 | 無料〜数百円 | 中 | なし | バランス型・最も一般的 |
| Choice配送 | 10〜20日 | 無料 | 高 | あり | コスパ重視・安心感も欲しい |
| Premium shipping | 7〜15日 | 数百〜数千円 | 高 | あり | 早めに確実に受け取りたい |
| DHL/FedEx等 | 3〜7日 | 高額 | 高 | あり | 急ぎ・高額商品 |
標準配送はコストを最も抑えられる反面、到着日数が長く追跡情報が途切れやすいという側面があります。
Choice配送は送料無料を維持しながらも標準配送より信頼性が高く、初めてAliExpressを利用する方や「安心感も欲しいが費用は抑えたい」という方に最適な選択肢です。
Premium ShippingはEMSなど信頼性の高い国際輸送を活用しており、追跡精度・到着速度ともに優れていますが、その分コストがかかります。
迷った場合はまずChoiceバッジのついた商品を探し、それでも見つからなければ標準配送とPremium Shippingの到着予定日・送料を比較した上で選択するのがおすすめです。
Aliespressの使い方につきましては、下記の記事が参考になります。

AliExpress標準配送の到着日数は、発送国・商品サイズ・通関状況によって大きく異なります。
ここでは、平均的な日数の目安と、荷物をリアルタイムで追跡する具体的な方法を、わかりやすく整理しました。
AliExpress標準配送の日本への平均到着日数は、通常時で約15〜30日が目安です。
ただし、商品の発送元(中国本土の倉庫の場所)・通関処理の混雑度・国内配送の状況によって大きく前後します。
通常時とセール時の違いを以下の表にまとめましたので、ご確認ください。
| 時期 | 平均配送日数 | 備考 |
|---|---|---|
| 通常時 | 15〜25日 | 安定した配送が期待できる |
| セール直後(11.11など) | 25〜45日以上 | 荷物が集中し大幅に遅れることも |
| 春節(旧正月)前後 | 30〜50日 | 中国の工場・物流が一時停止 |
| 夏季(7〜8月) | 20〜35日 | 比較的安定 |
特に注意が必要なのは11月11日(独身の日)や11月末のブラックフライデーなどの大型セール直後です。
この時期は中国全土の物流網に荷物が集中し、発送自体が1〜2週間遅れることも珍しくありません。
また、2024〜2025年にかけては航空便の容量不足や燃料費高騰の影響で輸送コストが上昇し、一部のセラーが船便にシフトしたことで配送日数が伸びるケースも報告されています。
急ぎで商品が必要な場合は、購入ページに表示されている「到着予定日(Estimated Delivery)」を事前に確認し、セール時期を避けて注文するのが賢明です。

標準配送でも条件が揃えば比較的早く受け取れることがあり、逆に遅れやすい状況も存在するため、事前にこういった状況を把握しておくことが重要です。
それぞれのケースを、下記の通りまとめ真下のご参照でください。
これらの要因は複数重なることもあります。
そのため購入前には、商品ページに表示されている配達予定日と購入者レビューを参考にしましょう。(※下図赤枠箇所を参照ください)

発送が遅いセラーを避けることが、受け取りまでのトータル日数を短縮する有効な手段です。
また、購入者レビュー欄で他の購入者が「届くまで何日かかった」と書いている実体験があれば参考になります。
評価が高く・発送が速いセラーを選ぶことが、最終的に早く荷物を受け取るための近道といえるでしょう。
かつては「15〜25日あれば届く」と言われていた標準配送ですが、2024年後半から「30日を超えても届かない」「追跡情報が長期間止まったまま」という報告がユーザーの間で目立つようになりました。
背景には、コロナ禍後の国際物流の構造変化・地政学的リスクの高まり・日本の通関体制の見直しなど、複数の要因が複雑に絡み合っています。
こうした状況を踏まえた上で、現在起きている主な遅延の原因を以下に整理しましたので、確認ください。
国際航空便の需要回復と貨物量の増加が重なり、航空輸送のスペース確保が難しくなっています。
特に繁忙期には貨物が数日間、出発空港で待機するケースも報告されており、発送済みなのになかなか動かないという状況が生まれています。
日本税関では2024年以降、個人輸入に対するチェックが強化されています。
申告内容に不審点があると荷物の審査に時間がかかるケースが増えており、これが通関ステータスで止まったまま動かない状態を引き起こしています。
一部地域での物流ルートの変更や、CainiaoのITシステム移行に伴い、追跡情報の更新が遅れるケースが増えています。
荷物自体は動いているにもかかわらず、追跡ページに反映されないという状況も発生しています。
一部の航空ルートの変更や運航制限が輸送日数に影響を与えることがあります。
迂回ルートの使用により、従来より輸送日数が数日〜1週間程度延びるケースも出ています。
需要の変動により、セラー側の発送処理に時間がかかることも少なくありません。
「24時間以内発送」などの表記がないセラーは、注文から発送まで数日かかる場合があるため注意が必要です。
これらの要因は複数重なることも珍しくありません。
標準配送を利用する際は「多少の遅延が起きる可能性がある」という前提で、余裕を持った納期設定をすることが安心して利用するための基本的な心構えといえるでしょう。

荷物がどこにあるか気になるのは当然のことです。
AliExpressには複数の追跡手段が用意されていますが、「情報が更新されない」「追跡できない」といった状況もよく起こります。
ここでは、原因と対処法をあわせて確認していきましょう。
AliExpressの標準配送で起きるトラブルに備えて、追跡番号(トラッキングナンバー)の確認の仕方を覚えておくのは非常に重要です。
購入の都度、商品の配送状況の確認を習慣化することで、納期に対する心配が和らぐことは間違いありません。
AliExpressで注文した荷物の追跡番号(トラッキングナンバー)は、以下の手順で確認できます。
追跡番号が表示されたら、以下のサイトで状況を確認できます。
| AliExpress公式 | 注文ページから直接確認可能 |
| Cainiao公式 | 細かいステータスが確認しやすい |
| 17TRACK | 多国間対応・日本語あり |
| 日本郵便 | 日本到着後に使用 |
特におすすめなのが17TRACKで、AliExpressの追跡番号をそのまま入力するだけで、中国国内から日本到着後の状況まで一元管理できます。(※下図参照)

なお、追跡番号が発行されてから最初の情報が反映されるまで24〜72時間程度かかることが一般的です。
発送直後に追跡を試みても情報が表示されない場合は、しばらく時間をおいてから再確認してみましょう。
追跡情報が「In Transit(輸送中)」や「Departed from sorting center(仕分けセンター出発)」などの状態から数日〜数週間動かない場合不安を感じますが、必ずしも問題が起きているわけではありません。
輸送中から動かない主な理由は以下の通りです。
このような状況に陥った場合は、下記のようなステップを踏んで対処しましょう。
重要なのは、AliExpressのバイヤープロテクション(購入者保護)期間内に行動することです。(※ 参考:AliExxpressホームページ・購入者保護)

保護期間(通常は発送から60〜90日)を過ぎると返金申請ができなくなる可能性があるため、期限の管理は必ず行ってください。
AliExpressの標準配送荷物が日本に到着した後、どの配送会社が担当するかは荷物の種類やルートによって異なります。
2026年時点では、主に以下の配送会社が荷物の種類に応じて担当しています。
| 配送会社 | 主な担当パターン | 追跡番号の特徴 |
|---|---|---|
| 日本郵便 | 最も多い。小型・軽量品 | LP〜CN、LX〜CN、UR〜CNなど |
| 佐川急便 | Cainiao連携の荷物 | 12桁の数字 |
| ヤマト運輸 | 一部大型商品 | 12桁の数字 |
| 西濃運輸 | 家電・大型商品 | 固有番号 |
最も多いのは日本郵便(Japan Post)です。
上表のように追跡番号がLP・LXで始まる場合は日本郵便の取り扱いになっており、日本国内での追跡は日本郵便の公式サイトで行うことができます。
日本到着後の追跡ステータスは以下のように変化するのが一般的です。
日本国内での配達は通常1〜3日程度で完了します。
配達通知が届かない場合は、不在票が入っていないかどうかも確認してみてください。

実際のトラブル事例とその対応方法を知っておくことで、安心して標準配送を利用することができます。
具体的なトラブルの原因から返金申請のやり方まで、ここで確認しておきましょう。
AliExpressの標準配送で起きるトラブルにはいくつかのパターンがあるため、それらをあらかじめ把握しておくことで、被害を最小限に抑えることが可能になります。
ここでは、起こりやすいトラブルを5つ紹介し、その主な原因を以下の通り解説します。
| トラブル | 主な原因 |
|---|---|
| 荷物が届かない | 紛失・住所誤り・通関不可・長期遅延 |
| 商品が壊れて届いた | 梱包不良・輸送中の衝撃 |
| 別の商品が届いた | セラーの発送ミス・在庫管理ミス |
| 追跡情報が更新されない | 中間スキャン漏れ・システム遅延 |
| 通関で止まっている | 申告内容の問題・規制品目・関税未払い |
特に多いのが「住所の誤記入」です。
ローマ字入力での住所登録にミスがある場合、配達が試みられないまま返送されてしまうことがありますので、購入前に必ず配送先住所を見直してください。
また、AliExpressではセラーごとに信頼性が大きく異なります。
評価の低いショップや「価格が安すぎる」と感じる商品は、発送されないまま放置されるリスクも否定できません。
注文後は発送通知メールが届いているかを確認し、セラーから追跡番号が付与されたかを定期的にチェックする習慣をつけることが重要です。
荷物が届かない・商品に問題があるなどのトラブル発生時は、AliExpressのバイヤープロテクション(購入者保護制度)を活用して返金申請(Open Dispute)を行うことができます。
申請をする際の前提条件は以下の通りです。
上記に当てはまる場合は、下記の申請手順を踏んで、返金申請を行います。
申請後はセラーとの交渉が始まり、多くの場合15〜20日以内に解決します。
セラーが応じない場合はAliExpressの仲裁チームが介入し、購入者保護の対象であれば返金が認められます。
申請の際は、追跡情報のスクリーンショットや商品の写真など、できる限り証拠を揃えておくことが重要です。
証拠が多いほど返金が認められやすくなるため、問題発生時は速やかに記録を残しましょう。
AliExpressでのトラブルを未然に防ぐためには、信頼できるセラーを選ぶことが何よりも大切です。
その背景には、同じ商品の場合は仕入れ先も同じであることが多く、セラーの品質によって配送速度や梱包状態が大きく異なる事情があります。
そのため、購入の際は下記のチェックポイントを参照にして、優良セラーを選びましょう。
例えば、下図の「Cute Aoger Store」というショップでフィードバック・タグをクリックすることで、赤枠箇所でショップの評価とお客様レビューなどを以下の通り読めます。

ショップの評価の詳細も、上から「商品説明:4.7」「顧客対応:4.8」「配送スピード:4.8」と表示されており、どれも問題ありません。
特に注目すべきは「配送スピード(Shipping Speed)」のスコアです。
ここが4.5以上のセラーは、物流の最適化に力を入れている証拠といえます。
また、上部黒帯箇所にショップ名の横に「ゴールド」とあり、ショップが「トップブランド(Top Brand)」であることを意味しているので安心です。
安全な購入方法につきましては、下記の記事でさらに詳しく解説していますので、ご参照ください。

「本当に届くの?」「関税はかかるの?」という疑問はAliExpressを初めて使う方に多い質問です。
最後によくある疑問に一つひとつ回答していきますので、参考にしてください。
課税価格1万円以下は原則免税で、特例や免税とならない例外もあります。
日本税関の公式ルールに基づいて詳しく解説します。
日本税関(財務省)の規定によれば、輸入貨物の課税価格(CIF価格:商品代金+送料+保険料)の合計が1万円以下の場合、関税・消費税・地方消費税は原則として免除されます。
また、特例として個人使用目的の場合、課税価格は「海外小売価格 × 0.6」で計算されます。
つまり、商品価格が約16,666円(≒1万円÷0.6)以下であれば免税になる計算です。
ただし、以下のように商品の種類によっては適用外となる場合あります。
・革製バッグ・ハンドバッグ:免税1万円以下でも関税がかかる場合あり
・ニット製衣類(Tシャツ・セーターなど):同様に免税適用外の場合あり
・酒類・たばこ:酒税・たばこ税は課税価格に関わらず課税される
関税・消費税については、下記記事のタオバオからの輸入のケースで詳しく解説していますので参照ください。
「追跡番号を入力しても情報が表示されない」「Not foundと出る」という場合、原因はいくつか考えられるため、状況に応じた対処が必要です。
以下の通り追跡できない主な原因を取り上げて対処法を解説しますので、ご自身のケースに合わせて活用ください。
発送後1〜3日は追跡情報が反映されないことが一般的です。しばらく(3〜5日)待ってから再度確認しましょう。
英字の「O」と数字の「0」、英字の「I」と数字の「1」を間違えやすいです。追跡の際は、AliExpressアプリからコピー&ペーストで入力しましょう。
17TRACKやCainiao公式など複数のサービスで試してみましょう。特定のキャリアでしか追跡できない番号形式があります。
中国から日本への輸送中、航空機積み込み前後で追跡が一時停止することがあります。1週間程度待つと更新されることが多いです。
この場合はセラーへ直接メッセージで確認します。AliExpressのメッセージ機能を使い、「追跡番号が機能しない」旨を伝えましょう。
AliExpressカスタマーサポートに問い合わせることで、物流業者への調査依頼が可能です。
AliExpressには「バイヤープロテクション(購入者保護)制度」があり、商品が届かなかった場合には返金が保証されています。
ただし、この保護を受けるには条件と手順を正しく理解することが不可欠です。
保護期間は、発送日から通常60〜75日間であり、この期間内に「受領確認(Confirm Receipt)」をしなければ、期間終了後15日以内にディスピュートを申請できます。
返金の流れにつきましては、第3章で詳しく解説していますので、そちらを参照ください。
期限切れにだけ注意すれば、届かない場合の返金はほぼ確実に行われると考えてよいでしょう。
AliExpress標準配送は、かつての「届くのが遅い・不安」というイメージを払拭し、今や1~2週間で届く信頼性の高い配送手段へと進化しました。
Cainiaoによる一元管理と、日本国内の配送業者との強固な連携により、追跡の精度も飛躍的に向上しています。
最速で荷物を受け取るためには、「Choice」対象商品を選び、セラーの評価を事前にチェックすることが何より重要です。
もし配送が遅れたり、追跡が止まったりしても、強力なバイヤープロテクションがあるため、金銭的なリスクは最小限に抑えられています。
本記事で紹介した追跡サイトの活用や、トラブル時の対処法を参考に、ぜひAliExpressでの賢い買い物を体験してみてください。
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