【アリババ仕入】中国輸入代行業者の選び方9つのポイントとおすすめ業者
中国輸入を始めるにあたり、アリババという名前を目にされる方は多いでしょう。
中国輸入ビジネスの仕入先としてアリババは、価格の安さと圧倒的な品数の多さから大人気ですが、輸入業者が取り扱っているのは1688.comというECサイトが殆どです。
「あれ、アリババって、1688.comのこと?」
などと混乱するかも知れませんが、アリババには、Alibaba.comと1688.com(阿里巴巴)があり、異なった特徴を持ちます。
1688.comが阿里巴巴(アリババ)と呼ばれることもあるため、少し話がややこしくなることがあるのです。
中国輸入ビジネスにおいて短期間で成果を出すには、1688.comから中国輸入代行業者を利用して仕入販売を行うのが一番の近道です。
そして、その成果を左右するのが中国輸入代行業者の選別です。
今回の記事では、中国輸入の仕入先として主流の1688.comについて詳しく解説し、輸入代行業者が必須である理由とおススメ業者を紹介します。
最後まで読んで、ぜひ中国輸入ビジネスにお役立てください。
目次
1688.comとAlibaba.comの違い
Alibaba.comと1688.com共に、アリババグループ傘下のECサイトですが、下記のような特徴の違いがあります。
項目 | 1688.com | Alibaba.com |
---|---|---|
形態 | B2B型国内向けECサイト | B2B型越境ECサイト |
価格 | 国内向け卸売価格(低め) | 海外向け卸売価格(高め) |
最低ロット数 | 少ない | 多い |
支払い方法 | 中国の銀行口座が必要 | クレジットカード利用可能 |
商品品質 | 粗悪品も紛れている | 比較的高め |
検品 | 現地検品可能 | 現地検品不可能 |
対応言語 | 中国語 | 英語・日本語等15カ国語 |
海外発送 | 非対応 | 海外直送可能 |
簡単に言うと、1688.comは中国国内向けの卸サイトであり、alibaba.comは海外向けの卸サイトになります。
そして、Alibaba.comと1688.comは上記で見た通り、全く別物と言っていいほど中身が異なるのです。
普通に考えれば、越境ECサイトのAlibaba.comの方が、日本まで直送もしてくれるし、言葉の面でも大丈夫だし、支払いも簡単なので人気がありそうなものでしょう。
しかし、実際のところは中国輸入の仕入先として1688.comの方が、圧倒的に人気が高いのです。
その秘密は、1688.comの価格の安さにあります。
物販の利益率においては、仕入価格が最も大きな変動要因であり、もともと価格の安い中国ECサイトの中でも、1688.comの価格が一番安いのです。
しかも、1688.comは仕入価格が魅力的なだけでなく、工場直営店なども出店しているため、OEM/ODM製品の開発も比較的低コストで行えます。
Alibaba.comは、海外向けのECサイトであるがゆえに、プラットフォームにおける言語対応や、決済システム、国際輸送対応など、様々な面で利用コストがかかります。
OEM/ODM製品の開発も可能ですが、コストパフォーマンスの面では1688.comの方が有利なのは間違いありません。。
1688.comを利用する際の4つの問題点
価格の面で大きなメリットがある1688.comですが、中国国内向けのECサイトであるため、日本から利用するには克服が難しい4つの大きな問題があります。
ここでは、それらの内容を詳しく説明していきます。
1:決済方法が対応できない
1688.comを日本人が仕入先として選ぶときの、大きな障害のひとつは決済方法です。
1688.comでは、アリペイ(支付宝)という中国独自の決済方法が用いられており、アリペイ利用には中国において銀行口座を持っている必要があります。
これはさすがに普通の日本人ではクリアできません。
中国国内に決済代行を頼める友人・知人がいれば話は別ですが、それが可能な方はなかなかいないのが現実です。
また、2023年より、アリペイにクレジットカードを紐づけすることが可能になっていますが、1回の決済上限3,000元(約6万円)などの制限があるため、ECサイトでの仕入利用は難しいでしょう。
2:国際発送に対応していない
1688.comは中国国内向けの卸売が前提のため、国際発送には対応していない業者が殆どです。
これは、日本で言えば楽天市場に出店している店舗が、海外発送を想定しているところが少ないことを思えば理解できると思います。
そのため、1688.comで仕入をするたびに、中国国内のどこかで商品を受け取り日本に向けて発送手配をする必要があるのです。
この手配は現地に仕組みを作らない限り、日本に居ながらできる作業ではありません。
3:検品作業を現地で行う必要がある
越境ECサイトのAlibaba.comであれば、海外ユーザーを相手にするため、商品の品質が比較的高い店舗が多いです。
しかし、1688.comは中国国内向けの商品のため、粗悪品が混じる傾向があり、仕入において検品は欠かせません。
この検品を日本に届いたときにやっていたのでは、返品交換が発生したときに時間がかかり、販売するときのリスクが高くなり、
検品コストも日本と中国では大きな差があるため、検品を中国側で行う必要がありますが、この手配を日本から毎回行うのもストレスがかかるでしょう。
4:言語・商習慣の違い
ECサイトが中国語仕様であっても、簡単な仕入であれば翻訳機能などで対応可能ですが、取引のうえでトラブルが発生したり難しい交渉をする場合は、小さな誤解から大きな問題に発展する可能性があります。
そのようなケースでは、商習慣の違いから問題解決を図るのも、翻訳機能だけに頼っていては埒が明かないでしょう。
中国輸入代行業者の選び方9つのポイント
前章で見ましたように、1688.comで仕入を行うには、輸入代行業者の利用が欠かせません。
しかし、現在、日本には規模の大小を合わせると、約50社の中国輸入代行業者があるため、どこを利用をすればいいのか迷うことが多いでしょう。
そんな方のために、中国輸入代行業者を選ぶポイントを紹介しますので、参考にしてください。
ポイント1:中国輸入代行業務の実績が豊富か?
中国輸入代行業者の事業規模は、千人近くの社員を擁する大企業から数人で行っている零細企業までさまざまです。
代行業務を始めて間もない小規模企業であれば、社員の経験も浅く現地のコネクションも乏しい可能性があるため、十分なサービスを得られない可能性があります。
代行料金の安さに惑わされずに、過去の実績や利用者のクチコミなどを参考にして、慎重に選びましょう。
ポイント2:個人や小規模事業者でも利用可能か?
中国輸入代行業者には、取扱い量が多い法人や中上級者向けを前提とした業者もあります。
これから中国輸入ビジネスを副業として個人で始めるケースや、小規模事業者にとっては、そういった業者のサービスは料金が割高となる場合があるため、ご自身の事業規模に合った代行業者を選ぶことが大切です。
ポイント3:輸入禁止や規制商品に関する確認体制があるか?
中国輸入のリスクは、偽物や偽造品、規制商品を知らずに仕入れて、税関や販売する時にトラブルとなることです。
特に中国製品には偽物が多いため、仕入れ時のチェックは重要ですが、見落としてしまったり、知識不足から仕入れてしまうこともあるでしょう。
そういった不注意やミスから税関で商品を没収され仕入に使ったお金が泡と消えたり、最悪の場合は違法行為として罰せられることもあります。
そういった事態を避けるためにも、輸入規制について詳しく、仕入内容をきちんとチェックしてくれる輸入代行業者を選ぶことが重要です。
ポイント4:円滑なコミュニケーションが図れるか?
輸入代行業者とのコミュニケーションが円滑でないと、ビジネスを進めるうえで大きな障害となる可能性があります。
特に中国輸入となると中国人スタッフも多いため、日本語でのやり取りが十分できない場合は、時間のロスだけでなく誤解による致命的な損失を被るかもしれません。
また、レスポンスが遅いと仕入機会を逃したり、事業拡大のスピードに影響することもあるでしょう。
やり取りの方法も、電話・メールだけに限らず、LineやChatworkなどのツールを利用している業者であればいざというときに安心です。
ポイント5: 中国国内での検品サービスを受けられるか
既述の通り、1688.comでは粗悪品が混じる可能性があり、現地での検品が欠かせません。
日本に商品が到着してから検品を行うと、時間とコストの面でのリスクがあります。
検品にも、パッケージの状態や品番チェックだけの簡易検品から、商品の中身をすべてチェックするものまでレベルがあります。
どのような検品が必要かは、取扱い商品によって変わりますので、検品作業の種類が選べる業者が理想的です。
ポイント6:OEM・ODMへのサポート体制があるか
中国輸入ビジネスの醍醐味は、自社製品をOEMやODMの形で差別化して販売できるところにあります。
将来的に自社製品をもつところまで視野にいていている場合は、OEM・ODMへのサポート体制がしっかりしている業者を選ぶべきです。
中国国内には規模の大小はありますが、何万もの製造工場がひしめき合っていますので、その中から的確に優良工場を選別できる力のある業者を選びましょう。
ポイント7:AmazonのFBAに対応しているか?
中国輸入ビジネスで、販売先のプラットフォームにAmazonを利用する方も多いです。
AmazonにはFBAという出荷から在庫管理、顧客対応まで可能な便利なシステムがありますが、FBA倉庫への納品は一定のルールがあります。
したがって、中国で仕入れた商品をダイレクトにFBA倉庫へ納品してくれるサービスを持つ業者であれば、業務の効率化が図れて便利でしょう。
ポイント8:ShopifyやBASEなど独自ECサイト構築サービスに連携しているか?
中国輸入販売の中上級者となれば、Amazonのような既存のプラットフォームに頼らず、自社ECサイトでの販売へ移行するケースも少なくありません。
自社ECサイトはプラットフォームの規制に縛られずに、自由な販売活動ができるのが魅力的ですが、受注や物流管理、顧客管理などを自社で行わなければならないために作業が増えます。
しかし、中国輸入代行業者には、独自ECサイトと連携して、さまざまなサービスを提供しているところも存在します。
将来的に、自社ECサイトでの販売を目指している方であれば、ShopifyやBASEと連携している輸入代行業者を選ぶのがいいでしょう。
ポイント9: 1688.comと業務提携している
1688.comは価格の安さで大きなアドバンテージがあるため人気ですが、業務提携している業者を利用することで、さらに安く買えたり仕入条件が有利になります。
そういった業者は希少価値がありますので、中国輸入ビジネスで大きな事業展開を計画されている方は、ぜひ利用してください。
1688.comの輸入代行業者は「THE CKB」がおすすめ!
1688.comの魅力と課題、そして中国輸入代行業者の選び方を解説してきました。
結論として、1688.comを利用して中国輸入ビジネスを考えている方でしたら、中国輸入代行業者は上記9つの条件をすべて満たしている弊社「THE CKB」が断然おすすめです。
弊社「THE CKB」は、業界最大手の輸入代行業者でありながら、副業レベルの個人事業者から、中国輸入に本格的に取り組む大企業まで幅広い対応が可能です。
しかも、事業レベルに応じた月額利用料金を下表の通り取りそろえており、さまざまなオプションサービスを展開しています。
そして、何よりも特筆すべきは、昨年2023年11月より、1688.comと業界初の公式パートナーとなり、「THE CKB×1688」サービスを立ち上げて、下記のような多くの特権を提供しています。
① 48時間納品:一部工場で24時間以内の発送が可能
② 在庫保障:他のサービスよりも優先して在庫確保
③ ロット数1点からの買い付け可能:D2Cビジネスユーザーにオススメ
④ 1688オフィシャル厳選品質:日本市場にマッチした優良商品1億点を厳選
⑤ 不良品7日以内交換:日本向け品質基準の検品で無料交換
⑥ 人気商品検索機能:高評価率95%以上の商品のフィルターリサーチ
1688.comを便利に利用できるだけでなく、あなたのビジネスを強力にサポートする内容が満載です。
詳細は弊社ホームページをご参照ください。
まとめ
今回の記事では、中国輸入ビジネスの仕入先として最も人気の高い1688.comについての情報と、中国輸入代行業者の選び方を中心に解説しました。
弊社「THE CKB」は、昨年いち早く1688.comの公式パートナーとなり、どこよりも有利な条件で中国輸入代行業者としてのサービスを心掛けています。
1688.comにおいて1点から仕入可能なサービスは、中国輸入ビジネスに個人で取り組む方にとっても心強いシステムに違いありません。
そして、事業規模を拡大していくに応じて、適切なサービスやシステムを提供できるのは、弊社以外にありえないでしょう。
興味を持たれた方は、ぜひ下記より気軽にお問合せください