中国輸入の人気商品7選はこれ!注意事項にも気をつけて!
「中国輸入を始めようと思うけど、何を販売したらいいのかわからない」
そういった人も少なくないと思います。
物販の基本は「商品を安く仕入れて高く売る」という極めて単純なビジネスですが、取り組むジャンル次第で売上や収益も変わります。
中国輸入を選んだ時点で他の物販よりも利益率が高いビジネスを展開できる可能性が高いですが、どうせなら売れやすい商品ジャンルを選ぶほうがいいですね。
大前提として、中国輸入ビジネスで扱うのはノーブランド商品が主流です。
- 日本にもあるけれど、ずっと安い価格で販売できる商品
- 日本にはないデザインや利便性の高い商品
こういった商品を見つけ出して販売すると、あなたのショップの売上は順調に伸びていくでしょう。
しかし、中国商品には、売れやすいからといっても取り扱ってはいけない商品や、避けた方がいい商品があります。そのあたりのところも後で解説します。
中国輸入で扱う商品の3つのチェックポイント
中国輸入で扱う商品を選ぶ際に重要なポイントは下記の3つです。
3つすべての条件を満たす商品が理想的ですが、最低限2つの条件を満たすことにより、ビジネスが安定するでしょう。
人気ジャンルである
人気のないジャンルの商品を扱うと商品の回転率が悪く、ショップの売上規模が伸びにくくなるので、人気ジャンルを取り扱うことが大事です。
仕入しやすい
需要の多い人気商品でも、仕入しにくいものであれば在庫切れ状態が続くこともあるので、供給元の多い商品を扱いましょう。
輸送費が高くない
海外輸送料金は重量が基準となりますので、重たい商品を扱うと利益率を圧迫することになります。
中国輸入でおススメの人気商品7選
前述の3つのチェックポイントを満たす、おススメの人気商品7選を紹介します。
これらの中にご自身が興味あるジャンルがあれば、中国輸入ビジネスへの取り組みの楽しさも増すでしょう。
※7選で挙げている事例は、アリババのECサイト「1688.com」で仕入を行い、日本の主要なECサイトで販売したときのラフな試算です。
アパレル・ファッション
中国輸入で取り組む人が多い人気ジャンルがアパレル・ファッションです。
中国ではアパレル商品を供給する仕入先である卸やECサイトで非常に数多くあり、日本にないファッションが安く手に入るので特に女性に人気があります。
商品も軽くかさばらないので取扱いも簡単です。
上図はアリババ仕入メルカリ販売の例ですが、商品代金の約1,700円(83元)に対して輸入原価をその1.5倍でラフに見積もると、販売価格4,000円で約23%の利益が見込めます。
(輸入原価は仕入量などで変動します)
※アリババサイトの価格は、円表示ですが実際は元のことです。
※輸入原価=商品代金+国内外輸送料+輸入代行手数料+消費税
ベビー用品・キッズ用品
ベビー用品・キッズ用品も中国輸入で人気ジャンルです。
特にベビー服・子供服は子供の成長とともにすぐに着れなくなるので、手頃な価格でかわいい服や日本にないデザインのものは、若い主婦の間で大きな需要があります。
子供にお金を使う時期は、誕生日、ひな祭り、こどもの日、ハロウィンやクリスマスなど、販売シーズンもいろいろとあります。
衣類以外にも子供用リュックや靴などを仕入対象とすると、合わせ販売で売り上げが伸びる可能性もあるでしょう。 上図はアリババ仕入メルカリ販売の例ですが、商品代金の約1,260円(63元)に対して輸入原価をその1.5倍でラフに見積もると、販売価格3,970円で約40%の利益が見込めます。
生活雑貨
インテリアなど比較的小物の生活雑貨は中国輸入で人気です。
中国での供給先となる卸やECサイトも数多くあり、こちらも日本にないデザインの商品が安く手に入りますが、あまり大きくない軽い商品を扱うのがポイントです。
上図はアリババ仕入メルカリ販売の例ですが、商品代金の約1,100円(55元)に対して輸入原価をその1.5倍でラフに見積もると、販売価格3,499円で約40%の利益が見込めます。
スマホアクセサリー
スマホアクセサリーは中国輸入で取り組む人も多い定番商品です。
スマホケースやフィルム、充電ケーブルなどは買い替え需要が多く、回転率も高くて扱いやすい商品です。
ライバルも多いですが国内のスマホ市場は拡大を続けており、今後も需要は増加する傾向にありますので長期的に取り組むことが可能です。
上図はアリババ仕入アマゾン販売の例ですが、商品代金の約540円(27元)に対して輸入原価をその1.5倍でラフに見積もると、販売価格2,680円で約50 %の利益が見込めます。
車・バイク用品
車・バイク用品は汎用品が安く手に入るので、中国輸入の人気ジャンルです。
中国製のカーパーツやバイクパーツは、日本メーカーの品仕様に合わせて企画販売されているものも多く、手頃な価格で自分の車やバイクをカスタマイズしたい男性に需要があります。
上図はアリババ仕入楽天販売の例ですが、商品代金の約600円(30元)に対して輸入原価をその1.5倍でラフに見積もると、販売価格3,439円で送料無料でも50%以上の利益が見込めます。
工具・DIY用品
工具類は車やバイクのメンテ用として、DIY用品は日曜大工用品として安く手に入るので人気があります。
需要は個人や中小零細規模の工場で多く、安くて品質のよい商品を扱うことによりまとまったビジネスになる可能性があります。
上図はアリババ仕入ヤフオク販売の例ですが、商品代金の約540円(27元)に対して輸入原価をその1.5倍でラフに見積もると、即決価格1,480円で約30%の利益が見込めます。
スポーツ・アウトドア用品
スポーツ・アウトドア用品は、近年、特に需要が伸びている人気のジャンルです。
コロナ禍で密を避けて楽しめるレジャーとして、「ソロキャンプ」や「おうちキャンプ」などの流行によりアウトドア用品の需要が高まりました。
今後もデジタル社会への反動から自然回帰への欲求が高まり、アウトドア用品の需要が拡大するとみられています。
上図はアリババ仕入ヤフーショッピング販売の例ですが、商品代金の約3,560円(178元)に対して輸入原価をその1.5倍でラフに見積もると、販売価格11,980円で約40%の利益が見込めます。
中国輸入の人気商品とECサイトとの関係
中国輸入ビジネスに初心者の方が取り組むとき、アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピング、ヤフオク、メルカリなどの大手ECサイトでの販売が中心になると思います。
基本的にどのECサイトを利用しても、人気商品であれば売れるでしょう。
しかし、利益を多く取ったり効果的に販売を拡大するには、プラットフォームの特徴を知っておくと有利ですので、ここではそのポイントを解説します。
メルカリ
メルカリのユーザー数は女性が6割程度を占めており、20~30代に特に人気が高いです。
ですので、「アパレル・ファッション」「ベビー・子供用品」「生活雑貨」といった人気商品を扱うには非常に適したプラットフォームです。
特にアパレル・ファッション商品は、デザインに優れた商品が低価格で購入できるので、女性であればいろいろ欲しくなるでしょう。ベビー用品・子供用品は子供の成長やイベントに応じて需要が絶えません。
回転率も高く在庫リスクや売れ残りの心配もあまりありません。
しかもメルカリの利用には、厳しい審査や利用料金などがありませんので、初心者が中国輸入を始めるには適したECサイトです。
ヤフーオークション
ヤフーオークションは一般的に40歳以上の中年男性の利用が多いECサイトです。
商品知識を持つユーザーが多く、趣味のための商品や限定品などが高く取引される傾向にあります。
ですので中国輸入品の中でも、「車・バイク用品」や「工具・DYI用品」「アウトドア用品」などの販売に適したECサイトです。
アマゾン
日本のECサイトの規模では、楽天市場と並んで2トップの規模を誇り、どんなジャンルの商品でも売れるでしょう。
しかし、近年、アマゾンでは中国人セラーが自分の工場の商品などを輸入販売するケースが増えています。
従って、目利き力に乏しかったり、OEM商品を持たない初心者の方が、最初から大きな成果を上げるには少し難しいプラットフォームかも知れません。
楽天市場
楽天市場は、ショップの特色を出して集客をすることにより販売を伸ばすECモールです。出店にあたっては審査があり通過しても高いイニシャルコストを支払う必要がありますので、アマゾンのように誰でも簡単に始めることができません。
しかし、審査制度により中国人セラーが多くないので、初心者の方は、まず他のECサイトで実績を作ってから参入するといいでしょう。
ヤフーショッピング
アマゾン、楽天市場の次に大きな規模を持つECサイトで、出店にあたり審査はありますが、楽天ほど厳しくはありません。
アパレルや車・バイク用品など、商品ジャンルを絞ってショップの特色を出せば、初心者の段階で参入しても大丈夫です。
中国輸入における注意事項
中国輸入における人気商品や販売するECサイトの特徴を理解した上で、ここでは仕入の際の注意事項を見ていきます。
商品の品質に注意する
最初は中国のECサイトから仕入を行うことが多いと思いますが、同じ商品や類似品を販売している店舗が数多くあります。
どの店舗で仕入をしればいいのか迷うところですが、アリババなどECサイト内での評価や顧客レビューを参照すると、大きな失敗をすることはあまりないでしょう。
具体的な方法については、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にして下さい。
アリババ(1688.com)で中国輸入を成功に導くリサーチの秘訣を画像で徹底解説!
偽物・違法商品に注意する
今回の記事ではノーブランド品の人気商品を紹介していますが、例えば子供用品のキャラクターグッズのように、偽物や商標権侵害にあたる商品もあります。
アパレルやスマホケースでも、日本のアニメキャラクターなどを扱った商品は模倣品が殆どですので、そういった商品には手を出さないことが基本です。
輸入規制のある商品に注意する
人気商品ジャンルの中でも、スマホバッテリーなど電源がからむ商品は電気用品安全法による規制があります。また、6歳未満の乳幼児が口にする可能性のある玩具は食品衛生法の規制対象となっています。
それらの商品は輸入の際に検査や届出が必要ですので、できるだけ仕入対象からはずした方が無難です。詳細は下記の記事で解説していますので、参考にして下さい。
中国輸入における「禁止商品」と「規制商品」の違いをマスターしよう!
まとめ
今回の記事では、中国輸入の初心者が取り扱うべき人気商品を解説しました。
中国輸入は他の物販に比べて大きな利益を取りやすいですが、国境をまたぐビジネスなだけに、言葉や商習慣の問題、国際輸送や通関といった慣れない課題も多いです。
弊社「THE 直行便」の輸入代行サービスでは、副業ベースの初心者の方から本格的な中国輸入ビジネスを展開する企業様まで、幅広いサービスを提供しております。
今回の記事で人気商品を扱って中国輸入にチャレンジしたいと思った方は、弊社スタッフが丁寧にサポートしますので、いつでもご相談下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!